最先端の新常識×子どもに一番大事なこと
が全部1冊で全部丸わかり
子育てベスト100
著者:加藤 紀子
こちらの本より、読んでいてよかったなと思ったことをピックアップしていきます。
1、コミュニケーション力をつけるには?
対話をすることによって、思考力を身につけ高い学力の下支えにもなる。
東大生173人アンケートでは、
その9割が食事や移動やお風呂の時間を利用して親子で会話していたようです。
子どもに沢山喋らせることが大事なので、
イエスかノーで答えられる質問より「どうして?」「どうやって?」などの質問する側も聞くと良い。
聞く側はいいね!と言いながらも反対意見も投げかけることによって、
対話を深めることもできる。
2、思考力をつけるには?
「やり抜く力」を養う!
英語で[Grit]とは、やり抜く力です。
人が偉業を成し遂げるには才能よりもGritの方が重要であると実証されています。
でも、どうやったらやり抜く力を伸ばすの?
・好きなことを見つける
必死に努力するよりも、まずは楽しむことが大事。
威圧的で厳しすぎる両親や教師は、子どものやる気を損ねてしまう。
・少し高めの目標を設定する
同じ時間で同じ場所で練習することを日課にする。
勤勉さは練習によって身につけることができ、難しいことに取り組むことで、
他の難しいことにも取り組めるようになる。
・すぐにやめない
「先生に怒られた」「試合で負けた」など一時の感情に流されず、
始めたことは区切りのいい時期まで一生懸命取り組む。
・親がお手本になる
トップクラス選手や芸術家を対象に行った研究では、
親が子どもたちにとって「努力の手本」となっている。
・褒め方
才能や結果、成績を評価するよりもできたことや努力を褒める。
・グリッドの強い人で囲む
家族全員がそれぞれ、ハードなことに挑戦し、粘り強く続けることを実践する。
3、自己肯定感をつけるには?
「レジリエンス」をきたえる
心の復元力を「レジリエンス」と言います。
・レジリエンスを鍛えるには?
私は〜です。という形で自分の長所や自信を感じつことを言葉にする。
・できることを考える
お手伝いができる。一人で起きられるなどできることにフォーカスする。
・好きなことを思いだす
好きなものを思い浮かべるとドーパミンという脳内ホルモンが分泌されます。
「自分は〜が好き」と言えることを子どもと一緒に挙げていく。
ドーパミンは脳を覚醒させるので、
逆境や困難に直面しても乗り越えようとする意欲をかきたてます。
4、創造力をつけるには?
想像力を豊かにするには!
・自由に遊ばせる
自分で選んだ遊びを楽しみながら、実験したり、作ったり色々と挑戦する体験が大切。
ゲームや You tubeに時間を奪われては、
内面から湧き出る想像の目に気づく余裕がなくなる。
(うちではYou Tubeばかり見させてしまっているので、
気をつけようと思いました)
・おもちゃを与えすぎない
研究結果によると、
おもちゃは少ない方が子どもはより長い時間集中して遊び、
探究心や想像力を発揮しやすくなる。
・友だちと遊ぶ
協力したり、刺激し合ったりする仲間がいると想像力が膨らむ。
・本を読む
読み聞かせは、親子で想像の世界に入りこむことができる楽しい時間。
5、学力をつけるには?
子どもに教わること!
「教えることは、二度学ぶ」という言葉があるように、
人に教えることで、自分の理解不足やあらためて学ぶことがある。
脳の記憶を掘り起こす作業が大変であるほど学習の力が高まる。
うまく子どもに教えてもらうには
・子どもに、ちょっとわからないふりをして質問してみる。
・間違っていても指摘しない。
・感謝を伝える
親の役に立てたという成功体験になる。
6、体力をつけるには?
免疫力をつけるには
・たんぱく質をとって筋肉をつける
白血球には免疫を司る細胞があります。体温が上がると血流がよくなり、
白血球が体中をめぐります。
体温を上げるには、体肉に熱を作ることが大切なので、魚、牛乳や豆類を食べるようにする
・外で遊ぶ
紫外線を浴びると「ビタミンD」が合成できる。
ビタミンDはがんや自己免疫疾患、感染症の予防に関係している
などなど、子育てに役立つ100のmethodが書かれているので、
参考になります!